映画 ~ワナオトコ~

ワナオトコ

原題: The Collector

配給: フリースタイル・リリーシング

監督: マーカス・ダンスタン(Marcus Dunstan)

脚本:マーカス・ダンスタン

出演:ジョシュ・スチュワート(Josh Stewart)

公開日: 2009/07

ジャンル:ホラー、スリラー


「ワナオトコ」は前科を持つ内装業者の男が、借金のある妻と娘のために仕事で取引のある家で貴金属の窃盗を試みるのですが、そこに猟奇的な殺人者が先に侵入しており、そこの家族と共に様々な罠が仕掛けれている家屋内で命の危機にさらされることになるホラー、スリラー映画です。


監督は「ソウ」シリーズの4~6の脚本を担当されているマーカス・ダンスタンさん、本作品が初監督作品とのことです。


主演のジョシュ・スチュワートさんは人気テレビドラマシリーズの「クリミナル・マインド FBI行動分析課」にも出演されている方です。


尚、続編的な扱いとして、「パーフェクト・トラップ(The Collection)」もあるようです。



あらすじ


とある晩の周囲に隣家もない閑静な住宅、帰宅した夫婦が2階にあがると部屋の中央に見知らぬ奇妙な大きい赤い箱があり、驚きます。


その箱には「コレクションに」というメモが貼られており、得体の知れない不気味さを感じながらも男が恐る恐る箱を開けます。


そして、箱の中を一目見た瞬間、「警察に連絡を!」と言うと同時に、後ろから誰かに襲われます_



場面が変わって、内装業者として仕事をするアーキンは、宝石商を営むチェイス家を担当しています。


チェイス家は夫婦と二人の娘がいて、2番目の娘のハンナはアーキンの娘と年齢が近く、アーキンはハンナにどんなものがプレゼントされたら喜ぶかと聞いたりしてコミュニケーションを図っていました。


当日の仕事が一通り完了した後、アーキンはチェイス家の夫マイケルから、家族で旅行のため次は2週間後に来てもらいたいと依頼されます。


アーキンはその夜、妻のリサと一人娘のシンディに会いに行きます。

いくらかのお金とハンナから聞いた流行のぬいぐるみ、バスキン・ベアを持っていきます。


アーキンは金庫破りの技術も持ち、逮捕され服役した過去もあります。

そして、アーキンは妻のリサが高金利の借金を抱え込んでしまい、返済期限が今日までにもかかわらず、お金が用意できていないことを知ります。


なんとか金を用立てようと考えたアーキンは悩みながらもチェイス家の金庫から宝石を奪うことを決心します。


チェイス家は家族旅行中で留守とういうことで、アーキンは難なくピッキングで家に侵入し、金庫を解錠しようとします。


しかし、金庫を開けていると、突然、家のどこからか音がしました。


アーキンは急いで隠れます。すると、血だらけの姿で何かから必死に逃げようとするマイケルが目の前に突然と現れます_



感想


たまたま「ドント・ブリーズ」と同時期に見たのですが、こちらもホラー洋画です。


金銭目的に一般の民家に侵入して悪事を働こうとする形、侵入した家で手痛すぎる反撃に合う点は両者で共通しています。


こちらの作品は「ソウ」の脚本家が監督ということと、「ワナオトコ」というわざわざ原題から離れた邦題をタイトルとしているだけあって、珍妙なトラップの存在とグロいエグいことが特徴だと思います。


いつどこでデストラップが発動するかわからない点でスリルもなかなかです。


ただ、ストーリーを考慮するとこの作品には疑問に思うことがあり、なぜワナオトコ?はあんなにもこった罠をしかけたのだろうか、また、そんな時間があったのだろうか、という疑問がつきません(何か見落としているのかもしれませんが)。


ということで、ストーリー重視にはお勧めできないが、一方でグロい、エグい系を期待している人には好評なのではないでしょうか。


また、一応注意しておくと猫や犬も何らかのとばっちりを受ける場面があるため、苦手な方は注意をしておいたほうがいいです。

そう考えると「ドント・ブリーズ」は個人的にいい作品だったなぁと思います。


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